お知らせ

8月30日午後５時半より『仏法領61号』秋彼岸号の編集会議。目を通してくれている人が予想より少なそうなので、まず見てもらうことを目標に、全体の字数を現在の８割くらいにして、写真をもっと多くしようということになりました。原稿締切が一応９月５日なので、大忙しです。

あと２回くらいで、この『里の在処（ありか）』も読了です。
著者の内山節（うちやまたかし）さんは東京育ちの都会生活者でしたが、群馬県上野村を自分の里にして、山村の生活を内的に確かめています。古里とは魂の帰りたがる所であり、自然や人との係わりの中に自分を確かめることができるし、そこで培われたてきた生活の仕方や技術が「文化」なのだと言っているのでしょうか。
現代人が便利で合理的な生活に憧れて求めた先にあった内面的な空虚感を満たしてくれるものが実は農山村の生活にはあったのだという確かめが語られています。「金もうけをしたいなら都市のほうがいい。しかし悔いのない暮らしをしたいなら村の方がいい、村には本当の豊かさがある」という著者が伝える村人の言葉が印象に残りました。
輪読会出席者からは自分のアイデンティティを求めた青春の課題がポロリと出てきました。垣間見える深淵。人はこの地球に生まれた旅人であり、しかも生まれ変わり、私になっている不思議。そこから紡ぎ出される生活。
次回は9月29日（火）18：30、どなたでも気軽にご参加を！

●8月28日午後6時半より輪読会。『里の在処』内山節著
●8月30日午後5時半より寺報編集委員会
●9月2日午後1時半より念信寺同朋会
●9月3日午後2時より教務所長巡回、行橋善徳寺さんにて
●9月4日午後2時より総代会

●日程　9月24日（木）～26日（土）昼1時半　夜7時半
●講師　２４日昼夜、25日昼　伊藤元（小倉・徳蓮寺）先生

どうぞお誘いあわせてお参りください。

なお、24日の12時半より世話人会議を開催します。
よろしくお願いします。

御正忌報恩講法要は例年通り、11月20日～24日です。

お寺について、皆様に知って頂きたくホームページを開設いたしました。
これからも念信寺をよろしくお願いいたします。