よくあるご質問

FAQ

葬儀などのお寺へのお礼は?

基本的に僧侶へのお礼は「お布施」と言い、料金として決まった金額はありません。自分にできることをしていただければ結構です。
なお葬儀のお布施とは別に、年末の報恩講などの際にはお寺を護持することを目的として「永代経懇志」を納める習慣があります。

戒名は?

浄土真宗の場合、「戒名(かいみょう)」でなく、「法名(ほうみょう)」と言います。 釋○○という形式で、お釈迦様の弟子という意味です。ご門徒には無料で授与します。ただ本山・東本願寺、別院で受ける帰敬式(法名授与式)は手数料・記念品などのお礼として1万円ほどを納めます。

院号法名とは?

生前教団に功績のあった方に対して、○○院という院号が授けられます。ご門徒に対して授けます。本願寺へのお礼は8万円以上となっています。お金で買うものではありませんので、申し出る方はお寺と教団護持を心がけることをご留意ください。

門徒になるための資格

以前の宗派は問いません。生家がお東のご門徒の場合でも、本家の継承者ではなく、決まったお寺がない方ならご門徒になれます。
本来、浄土真宗は門徒によって護持される教団(民衆の、民衆による、民衆のための教団。自覚的に「宗門」という。)で、自分たちが日頃集まり、法話を聞き、聞いたことを各自確かめることを基本にしてきました。具体的に生活の仕方(生活様式・生活スタイル)を示すと、日々のお内仏の勤行、お寺の法座や地域のお講、仏教講座への参加です。
しかし今日では経済活動が生活の中心になり、自我心を問うという生活様式、まず仏前に額(ぬか)ずくという人生を全体として受け取る生活の仕方が受け継がれなくなってしまいました。葬儀や法事などの仏事、儀式の一部分だけ取りだしても意味が受け取りにくく、単なるその場しのぎになりがちなのです。難しく考えず、手を合わせましょう。
まず参加していただくことが大切です。そこで自分にできることを住職に相談していただき、無理をせず、大切に生きる工夫、教えを受け取れる工夫をしてくだされば良いと考えています。門徒の資格とは生きる姿勢の問題でないかと思います。

門徒は具体的に何をしたらよいのか、よく分からない。

お寺とどうつきあったらいいのか、はっきりしていないので分かりにくいという声を耳にすることがあります。
しかし、きっちりと決めてしまわないところが先人の智恵ではないかと思います。経済的に余裕のある人もいれば、時間的に余裕のある人もいますし、人によって得意分野もあるでしょう。
浄土真宗のお寺はもともと聞法の道場です。お寺は自分の人生を大切にするための仕組み、共同体なのです。教えを聞く、法座に参加するということを基本にして、共同体のために自分にできることをする、できる人がするという係わり方でよいのではないでしょうか。
以下、基本を書き出してみます。

住職の勤め

儀式の執行・教法の宣布・境内建物(宗教施設)の維持管理・教団(宗門)ヘの貢献

門徒の勤め

法座への参加(聴聞と手伝い、「お取持とりもち」を納める※1。)本山護持金(本山納金※2)境内建物(宗教施設)の護持。

門徒の特典

葬儀など儀式の執行を受けることができる。
法名・院号の授与・本堂・庫裡・お寺の施設の使用・お寺の法座・お寺・本山・教区・組主催の各種講座への参加ができる。

※1 「お取持」とは仏法・教えと自分を取り持つための法座の開催費用負担の意味です。参加できない場合でも、お取持を納めるのが基本ですが、上手におつきあいください。
※2 本山納金の額は念信寺の場合、毎年6月末の世話人会議で決定されます。本山納金がない場合は「信徒」となります。

お参りはどの範囲までしてもらえますか?

現在、月命日のお参りは、北九州、中津までお参りしています。福岡地区等は、お盆、お彼岸、祥月命日などにご依頼の あった方にお参りしています。遠方の方も気軽にご相談ください。なお、葬儀等は関東、関西にまでお参りしています。

お寺には納骨堂、墓地はありますか?

納骨堂と墓園があります。

納骨堂

念信寺納骨堂は現在一杯で空き待ちの状態。門信徒用で、加入費5万円、年間管理費3,000円です。
住職が代務者をしている、みやこ町犀川本庄にある浄真寺にも納骨堂があり、
こちらは加入費10万円、年間管理費1,000円です。どちらも加入者の組合により自主的に運営されています。

墓園

現在、第1墓園(門信徒用)と第2墓園があります。
詳細はホームページ墓園についての項目をご覧ください。